日本では消費量が減少し続けている日本酒ですが、海外では人気が高まっているそうで、昨年末に「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録決定されたことから、輸出のさらなる増加が期待されています。
注意が必要なのは、評価されたのは「伝統的酒造り」のみで、「和食」と違って、現在出回っている「日本酒」が選ばれたのではないことです。おそらく、原料となる酒米は伝統的な米作りとは全く異なり、雨が豊富な梅雨ではなくゴールデンウィークに植え、田植え期や出穂期の水田には多種多様な農薬がまかれ、機械で刈り取られた稲の藁はかつてのように様々な物品の原料になることもない現状が、知られていたのでしょう。