PRESIDENT誌2026年2月12日号に、年齢より若く見えると評判の南雲吉則氏の記事があり、毎日のシャンプーは老化を早めるとしていました。
実は私も20歳代後半で「シャンプーは髪を傷める」と判断し、シャンプーを使っての洗髪は年に数回です。
きっかけはゴキブリです。入浴中に突如、ゴキブリが出現。とっさに「界面活性剤が効くかも」とシャンプーを垂らしたら、数秒で死にました。殺虫剤を噴霧してもササ~ッと逃げるゴキブリを即死させる物質を、髪はともかく肌に頻繁に使うことの弊害は皆無ではないだろうと思いました。
その頃、潜水できない指導教員のサンプル採取要員として、海外の熱帯藻場に何度か同行していました。電気もガスも道路もない現地では、シャワーも実験施設の屋根の雨水をためたものを節約して使います。シャンプーを使って洗い流すだけの量はありませんし、下水処理場もないので海岸の生きものにもよくありません。また島民はシャワーを使う習慣もありません。
それで私も潜水作業後の髪はタオルで乾かす程度にしていましたが、思ったほどべたつきはありませんでした。海水を浴びてもシャンプーでの洗髪は不要ということで、庭仕事などで植物性の脂質が髪にこびりつくなど、どうしても界面活性剤で除去する必要がなければ、洗髪はお湯ですすぐだけです。
結果、私はいま65歳ですが、髪の量は若い時とあまり変わらず、白髪も目立ちません。
南雲氏がシャンプーを使わなくなった理由として「ラウレス硫酸ナトリウム」が入っているからという趣旨が書かれていました。この物質についてCopilotは「脂性肌には有効な洗浄剤、乾燥・敏感肌は避けるのが無難」という、それこそ無難な解説でした。
この化学物質だけでなく、たとえばネオニコチノイド系殺虫剤なども、国が定めた基準以下の濃度であれば「安全」とされています。本当に全く影響がないのかは、たとえば20歳代から自身で人体実験を続けて、40年後にようやく自己満足的に分かることだと思います(国による「安全」基準は、ヒトをつかった数十年にわたる曝露実験の結果に基づくものではありませんので)。