ハンタウィルスのアンデス株感染は、日本では起こらない?

クルーズ船でハンタウィルスの集団感染が発生、既に3人が死亡、新たな発症も報道されています。

ハンタウィルスの大部分はヒトからヒトに感染しないものの、「アンデス株」は、わずか数分会っただけでも感染したケースがあるそうです。

Geminiによるとアルゼンチンでは、クルーズ船での集団感染を「非常に緊密かつ深刻なトーン」で報道しているそうです。アルゼンチンにとって、自国の公衆衛生管理と観光地としての評判に直結する大問題だからです。
亡くなったオランダ人夫妻は、世界三大瀑布でユネスコ世界遺産にも登録されている「イグアスの滝」があるミシオネス州や、南部パタゴニアの湖水地方であるネウケン州を旅行していました。どちらの州もハンタウィルスの媒介者である野生ネズミの生息域で、アルゼンチンの報道では、オランダ人夫妻がこれらの地域で環境曝露した可能性が報じられているそうです。
Geminiによるとコロナパンデミック以前、年間約2~3万人の日本人がイグアスの滝を観光していました。ゴールデンウィークにアルゼンチンに観光で渡航して帰国した日本人は、皆無ではないと思います。
クルーズ船の乗客が帰国することで日本でハンタウィルス感染が広まる可能性はゼロに近いと思いますが、アンデス株が分布するアルゼンチンとチリからの渡航者によって感染が広まる可能性は、十分にあると思います。マスコミ報道では、そういった観点からの紹介は一切見当たりませんけど。