定年退職後の4月から「一般社団法人Back to the Nature代表理事」の肩書きで、研究発表や委員会活動をしています。
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年金を含めて一定の収入もあり、学生指導が無くなった分、したい研究や趣味に時間が使えて、定年前より楽しく過ごしています。たとえば数年前に始めた居合は、定年までは週一度稽古に通うのがやっとでしたが、今は週3日通っています。
ただひとつ、自然環境学専攻の基幹教授達が未だに「審議中」としているため、通常なら6月に授与される名誉教授の称号を受けられないことは大変な迷惑です。称号を受けることにより、6月からは定年以前のように東大図書館をオンラインで使えたからです。東大図書館ではWeb of Scienceで国際誌論文を検索できますし、かなりの論文が無料でダウンロードできます。なので 6月には進められるはずだったレビューなどが頓挫しています。
先日も海外のネオニコ研究者に下記を送りました。
Dear Dr. XXX,
I sincerely apologize for the delay in getting back to you regarding neonicotinoid insecticides and POPs regulation. Before reaching out, I had hoped to briefly review the relevant literature published to date on these topics.
Unfortunately, my situation has made this difficult. I retired from the University of Tokyo in March upon reaching the mandatory retirement age, and from June I was supposed to have access, as Professor Emeritus, to Web of Science and international journal downloads through the University of Tokyo Library. However, due to harassment from the department to which I belonged, I have not yet been formally registered as Professor Emeritus at the University of Tokyo.
和訳
ネオニコチノイド系殺虫剤とPOPs規制に関するご連絡へのご返信が遅れましたことを、心よりお詫び申し上げます。ご連絡差し上げる前に、これらのテーマに関してこれまでに発表された関連文献を簡単に確認しておきたいと思っておりました。
残念ながら、私の置かれた状況がそれを困難にしております。私は定年退職により本年3月に東京大学を退職し、6月からは名誉教授として、東京大学図書館を通じてWeb of Scienceおよび国際学術誌のダウンロードを利用できるはずでした。しかしながら、所属していた専攻からのハラスメントにより、私はいまだ東京大学において名誉教授として正式に登録されておりません。
(和訳、ここまで)
研究業績や委員会活動などの社会貢献から、私が自然環境の保全に寄与してきたことは明らかだと思います。にも関わらず、名誉教授として私が研究を続ける邪魔をする基幹教授達は、自然環境の保全よりも私的な感情を優先しているとしか、私には思えません。
こういう人達に指導される学生さんが気の毒だなぁ、と思います。