「日本一暑い街」になった桑名のハマグリ

22日、三重県桑名市が最高気温40.6℃と、全国1位の暑さとなりました。

桑名市には両親の実家があり、子供の頃は盆暮れに里帰りしていました。エアコンなど無い時代でしたが、海が近いこともあり、大阪市内の自宅よりもよほど涼しく過ごしていました。

岐阜や京都が暑くなるのはともかく、なぜ桑名が全国一の暑さになったのかGeminiに問い合わせたところ、「強い西風が鈴鹿山脈を越えてドライヤーのような熱風(フェーン現象)となり、海からの涼しい風を完全にシャットアウトしたから」と答えました。

桑名市はそのような理由で日本一気温が高くなったことは皆無でした。なぜ今年だけ? とたたみかけたところ、

「過去には熱風のピークが岐阜県多治見市や愛知県名古屋市などの内陸部に落ちることが多かったのですが、今年は上空の風(偏西風などの蛇行)の向きが、山を越えた熱風のピークをちょうど桑名市付近に落とすパーフェクトな角度で固定されてしまいました。」

と、ようやく腑に落ちる回答をしました。岐阜や名古屋が経験的に異常に暑いことを知っていた私に比べ、Geminiにはその土地勘(経験知)がなかったようです。

子供達が食べ盛りだった頃、父は「桑名のハマグリは日本一うまい!」と旬(初夏)の1kg入りハマグリ(2000円)を取り寄せてくれていました。ハマグリとともに夏が来る、という感じでした。

桑名がハマグリの産地ということはあまり知られていなかったのですが、全くいけすかない現首相のおかげで、一時、有名になりました。

この猛暑ではハマグリも激減しているのではと思って尋ねてみたところ、今は資源が激減していて、1kgで8000円もの高級食材になってしまったそうです。

父が子供の頃、ハマグリは田植えから草採りなどの一連の作業が一段落して、家族で海まで行って採って帰る食材でした。私が高校に進学するまで、シジミは今は河口堰があるあたりの長良川で、父の実家に帰省したときにバケツ一杯採って帰り、中学の同級生にお土産に配る食材でした。

今の日本の食は豊かなようですが、水田農薬濫用や水辺の改変に加えての気候変動で、輸入が滞ったらたちまち餓死者が出るかもしれないくらい弱体化しているように思います。