今年は8月14日に開花~早咲きの外来ヒガンバナ

昨日、自宅の庭でヒガンバナが1輪開花しました。

赤塚公園に行ってみたところ、こちらでも同様に1本だけ開花していました。

このブログでは長年、2系統のヒガンバナの開花日を報告してきました。ひとつは昔からお彼岸の頃に咲く、実をつけない三倍体のヒガンバナ(在来)、もうひとつは近年中国から輸入され、実をつけるタイプ(外来)です。正式にはシナヒガンバナと呼ぶようです。

ヒガンバナ Lycoris radiata ヒガンバナ科 Amaryllidaceae ヒガンバナ属 三河の植物観察

外来は夏のうちから咲き始め、在来は9月19日前後から咲き始めて秋分の日頃に満開になる、というのがこれまでの観察結果でした。

外来の開花日の記録は末尾のとおりです。今年の8月14日は、2020年の8月7日には及ばないものの、これまでで2番目に早い開花です。

赤塚公園では、輸入当初は外来が在来を駆逐しかねない勢いだったので、在来が駆逐されないかと思い観察を続けてきました。種で増えるので他の公園にも飛び火(?)しそうですが、これまでのところ隣接する洞峰公園では在来しか咲いていません。また昨年観察した限りでは赤塚公園でも、在来と外来がほぼ半々で拮抗していました(開花期が重なっていないので同時比較ではありませんが)。

外来の開花日は9月から8月と早まり、ここ14年、その傾向は変わりません。2012年までと2013年以降のどのような環境要因の変化で9月から8月に早まったのか謎ですが、2021年8月19日記事で「猛暑後に涼しい日か雨が続くことで、『外来』が開花する。」との仮説を思いついています。暑さが続いた後に涼しくなることで休眠打破になるとの考えです。6月下旬から7月に一度暑くなってから涼しい日が続くなどが考えられます。

気象データは公開されているので検証は可能ですが、「いつ頃に何日何℃以上の日が続いてから、○℃以上涼しい日が○日以上続く」との仮説がないと、統計から証明するのは難しそうです。

(参考)外来ヒガンバナの開花日

  • 2009年 9月11日(2015年8月31日記事による回顧)
  • 2010年 9月11日(同上)
  • 2011年 9月4日(同上)
  • 2012年 9月18日(同上)
  • 2013年 8月28日(同上)
  • 2014年 8月22日(同上)
  • 2015年 8月30日(8月31日記事)
  • 2016年 8月28日(8月21日記事)
  • 2017年 8月15日(2021年8月19日記事による言及)
  • 2018年 8月22日(8月26日記事)
  • 2019年 8月25日(9月24日記事)
  • 2020年 8月7日(8月9日記事)
  • 2021年 8月19日(8月19日記事)
  • 2022年 8月21日(8月22日記事)
  • 2023年 8月29日(2024年8月27日記事による言及)
  • 2024年 8月27日(8月27日記事)
  • 2025年 8月25日(8月25日記事)
  • 2026年 8月14日(本記事)