今回の熊本地震は、前回から10年でまた起こったことから、大きな地震に2度も遭遇したという方が多いようです。
4年前に亡くなった父親は1930年生まれでした。1944年の昭和東南海地震では、三重県に住んでいた父親は震度5〜6の揺れに遭遇しました。
1995年の阪神・淡路大震災の時には大阪府寝屋川市の自宅にいました。早朝、つくばにいる私に電話をかけてきて、「俺は無事や!」とだけ聞こえましたがすぐに切れました。何のことか分からないまま数分後、テレビで関西の大地震のニュースが流れ、ようやく事態を理解しました。公式記録では大阪府の震度は4だそうですが、強い横揺れが長く続いたので、かなりの恐怖だったろうと思います。
2011年の東北大震災のときには、父・私・子供達で住む3世代住宅を建てて、つくば市に住んでいました。私はたまたま運転中で「なぜか車が揺れるなぁ。」程度の感覚だったのですが、信号が消えていたり、外に出て呆然としている人達を見て、これはただ事ではないと思いました。とりあえず営業しているコンビニでインスタント食品やスナックを買い込んで帰宅しました。つくば市は震度6弱でした。
生まれ故郷、就職先、引退後のそれぞれで3回も地震に遭遇した父でしたが、どの家もしっかり建てていたり転倒防止対策をしていたことで、大きな被害には遭わず、91歳で天寿を全うしました。
私は幸いなことに、まだ一度しか大地震に遭遇していませんが、父のように3度遭遇することもあるのですから、備えはしっかりしないとと改めて思いました。